きり傷・やけど

エキナセアの効能を問われて、風邪やインフルエンザの予防と答える人も多いと思います。
実はエキナセアは組織の再生を促す作用もあり、きり傷・やけどの回復を助けるのです。

エキナセアの効能はきり傷・やけど治療の促進にも

エキナセアはきり傷ややけどの治療に、その効能を発揮するそうです。
皮膚はきり傷ややけどなどでダメージを受けると、その部分が欠損してしまいます。
欠損してしまった皮膚は、再生を図るために様々な働きをします。
その代表的な働きは以下の3つ。

  1. 殺菌作用
  2. 組織の再生
  3. 免疫力の強化

エキナセアの効能は、この働きを助けるのに非常に有効的といわれています。
エキナセアには、化学薬品のような滅菌作用はありません。
けれど、自然治癒力を高める働きがあります。
抗ウィルス性、抗菌性も期待でき、きり傷ややけどに効能があるハーブです。

ちなみに最近の傷の治療では、患部をアルコール液で消毒しないのが一般的のよう。
その理由は、皮膚に生息する常在菌という菌を殺してしまうためです。
常在菌は皮膚の傷を悪化させるのではなく、化膿菌の増殖を妨害する働きがあります。
消毒してしまうと、ばい菌だけでなく傷の治療で活躍する常在菌も殺してしまい、免疫力の低下にも繋がってしまいます。

アルコール液だけでなく抗生物質は、免疫力の低下や耐性菌を出現させる恐れがあります。
そのため、最近は使用を控える自然派志向の人も、増えているようです。
天然の抗生物質とも言われているエキナセアなら、そんなナチュラリストの常備薬にもなるのではないでしょうか。

ネイティブアメリカンが愛用した天然の抗生物質

エキナセアは、元来ネイティブアメリカンにより発見されたハーブです。
彼らはエキナセアの根をすり潰した物を、あらゆる疾病の特効薬として使っていました。
特に切り傷、やけど、虫さされ、また蛇に咬まれたときの解毒剤として、エキナセアを患部に貼り自然治癒力を促していたようです。
エキナセアの持つ薬効の力を生活の知恵から知り、まさに天然の抗生物質として愛用していたのですね。

現代人も軽い切り傷ややけどは、大きな処置をせずにも自然治癒力で治してしまうことがほとんどです。
ふだんから、身体の免疫力を高めておけば、切り傷ややけどの処置だけでなく、病気にかかってしまったときの回復力も早くなるでしょう。